ご意見、ご要望等

よくあるご質問を確認しても不明なことがある場合や
こうして欲しい。こういう機能があったらもっと便利なのに等ありましたら
是非、以下のメールアドレスにご意見をお寄せください。
可能な限り回答させて頂き、今後の改善に反映させて頂きます。

連絡先

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よくあるご質問

<Windows版をリリースする予定はないのですか>

MacではオーディオデバイスのドライバインターフェイスとしてCore Audioが使われますが、WindowsではASIOが使われています。 これらAPIは互換性がないため、かかる工数の問題から今のところWindows版を出す予定はありません。 今後、要望が多いようでしたら検討させて頂きます。


<周波数帯域は最大どこまで拡張可能ですか>

Mac内臓サウンドカードは96kHzサンプルなので48kHz近くまで帯域があります。 市販のUSBオーディオインターフェイスを使う場合、現在入手しやすい機種で最高サンプリング周波数は192kHzであったため、 この機種(TASCAM US-366)を使って80kHzまでフラッットな帯域があることを確認しています。 今後、更に高速なハードウェアを評価する機会がありましたら随時報告いたします。


<サンプリング周波数が広くなりません>

Macでサンプリング周波数を変更する場合、Launchpad→その他→AUDIO MIDI設定を立ち上げます。 使用するデバイスを選択し、フォーマットでサンプリング周波数をリストから選択できます。 外部 USBオーディオインターフェイスを使う場合もここで設定します。


<4極ミニプラグで入力が認識されません>

Macのミニプラグはヘッドホンとマイク兼用になっていますが、プラグを挿しただけではマイクが認識されません。 プラグ挿入時のマイクラインの波形を確認したところ、単純な負荷検出ではなく何らかのシーケンスが組まれているようです。 そのため最も簡単な方法は、使われなくなって余っているアップル製品付属のイヤホンを改造する方法です。 このイヤホンの改造方法は別途解説記事があります。


<ブロック図をネットリストに変換する理由は>

このアプリは開発当初にネットリストのみに対応していた事に由来していますが、 ブロック図が扱えるようになっても合理的な理由がいくつかあるためネットリストとの併用を続けております。 まずバッファを必要最小限の数しか使わないように工夫する場合ネットリストの方が有利である事。 パラメータの検討時など、テキスト入力の方が頻繁に変更しやすい事が挙げられます。 また各ブロックの処理される順番は大変重要です。ブロック図が正しい順序で処理されているか、 ネットリストで確認できる事も重要なポイントになります。


<ブロック図がコンパイルされる際の順序は>

ブロック図は信号の流れに沿ってネットリストにコンパイルされる事が重要ですが、 並列な処理の場合など自分で処理の順序をコントロールしたい事があります。 このアプリではブロック図の左端から右に向かって順番にコンパイルされるよう作られています。 Y軸上に同じ座標で並んだ場合は下から上に向かってコンパイルされます。(優先されるのはX軸) 従ってブロック図上では信号の流れは必ず左から右に記述する必要があります。


<なぜ無料版はブロック図が扱えないのですか>

このアプリをトランジスタ技術2015年9月号で紹介し、無料版を配布する事になったのですが、 当時まだ開発途中だったため最もデバッグの遅れていたブロック図コンパイル機能を削除せざるを得なかった事情によります。 ブロック図エディタが搭載される正規版リリース後に無料版もブロック図エディタに対応する予定です。


<無料版と正規版の違いは>

無料版は現時点でブロック図エディタに未対応です。
無料版で使用できるバッファは最大11個までです。(予約6個、ユーザー定義5個)
無料版で使えるIIRフィルタはバタワース2次LPFだけになります。
無料版では波形の保存、FIRフィルタ係数のファイル入出力に対応していません。
正規版では扱える信号処理ブロックの種類を増やしていき、機能拡張も継続的に実施していきます。 それらは順次バージョンアップで対応して行きます。


<オススメのオーディオインターフェイスは>

ステレオでアナログ信号の入出力を行う場合、USB接続のオーディオインターフェイスが必要になります。 注意するポイントとしてサンプリング周波数が高くても内部のアナログ回路の周波数特性が 20kHz程度までしか伸びていない製品が見受けられる事です。 広帯域な周波数特性が重要であるならサンプリング周波数だけでなく 周波数特性がカタログ上しっかり記載されているものを選択する必要があります。 サンプリング周波数192kHzまで対応しているオーディオインターフェイスでは TASCAMのUS366を実際に評価した実績があり、アナログ部の周波数特性も10Hz〜80kHzある事を確認しております。